社民党衆議院議員辻元清美の一ファンです。  トップページへ

 「朝まで生TV」という番組がある、放送開始されて十年以上と云う長寿番組で口の達者な人がデイベート力を誇示している、初期の頃は桝添要一って良い事言うなぁとか小沢遼子を外してくれないかな 何て思いつつ TVの灯りの元ついつい引き込まれ最後まで見てしまったりしていたのですが、いつの間にかあんまり見なくなっていました。(というか一月に一回なので一回見逃すと癖になる)

 辻元さんはいつ頃から出演されていたんでしょうか、むくつけき男や凝り固まっている女の中に凛とした雰囲気を漂わせピースボート主催という肩書きでテーブルに両肘を付くポーズが印象に残って居ましたが当時の世論は環境問題を声高に叫ぶのは理想主義者のヒステリックなパッションと云うスタンスでとらまえていたとおもいます。 

 その一例が日本の捕鯨に対する欧米諸国の中止を求める声に対しての反応です。僕自身ピースボートという団体に対しては極左勢力のバックボーンを受けて居るんだろうなぁとかその先鋭的な活動にあんまり良い印象を持っていなかったのですが、ソビエト連邦(ロシア)の日本海沖核廃棄物投棄を世の中に知らしめてくれた点で見方がすっかり変わりました。 ピースボートの人々の映像を見せられるまでは全く知り得なかったことです。 当時の政府は指摘される前に知っていた節があるのも驚いた記憶があります。

 衆議院議員という最高のステータスを手に入れた彼女はしかし変わらずに軽いフットワークでTVに出演し、地元大阪府高槻市の駅前で定例報告をし、自ら主催するフリーマーケットでは息鳴の申し出に気軽に写真に応じてくれる。気骨を感じさせたが目先の利益を生み出さなかったばかりに半ば追い出されるように辞任した前首相に代わり又ぞろ従来型の政治屋が戻り道路工事が増え、戻ってきた妖怪の蔵相がお抱えの不良銀行を助け、と状況は良くありませんが濁流の水質チェックを頑張ってください。

   ※文中グリンピースとピースボートを混同している箇所があります。

2002.03.27
 なんと、新しいタイプの政治家で解り易くて非常に好ましく見ていた辻元清美さんが失脚した。こういう突出した人物を搦め手で追いやり、中庸でどっちとも取れる発言を繰り返す議員や党が跋扈する国会は又暫く後退局面に入るのではないか。
 それにしても、判で押した様に識者がしたり顔で辞職はやむを得ないてな意見ばかり云うのは単一指向の迎合国民の面目躍如か、僕は散り際とか称して早々と引退するプロ野球選手や選手の意向よりも先んじて引退報道をするスポーツマスコミは僭越だといつも思っているので、今回も本人の意志を廻りが妙な価値観で押しやってしまった事が残念だ。 

 ともあれ実力は抜きん出ている人なので、近い内に又表舞台に登場されることを期待しています。

40越えても魅力的だなぁ、若い時の可愛らしい事。
於99,5,30大阪府高槻市城跡公園