NHK爆笑オンエアバトル考 2003.6.4    トップページへ


 NHKが好きだ、大河ドラマに朝の連ドラ、のど自慢や紅白歌合戦、その他TV芸能人、歌謡曲と絡まない番組を作るNHKが好きだ。
 女子アナウンサーも看板を背負っているからなのかみんな清楚で知的でとても魅力的に見える。 
道傳、福井弓子、内藤裕子、伊東敏恵、塚原愛 地方局にもまだまだ逸材が居そうである。
 Nスペは勿論、ニュース、将棋、真剣10代しゃべり場、クローズアップ現代、教育TVの語学講座(実践ビジネス英会話)などタレントと扇動視聴率に食い物にされている民放に子供の頃程の魅力を感じない今、この国営放送局の存在はいやまして来ている。
 この「爆笑オンエアバトル」はNHKの中に有って異色の番組である、僕が毎週楽しみにしかけたのはここ3年ぐらいだがこんな事言っていいのかと、こちらが心配したくなる事もそのまま流している度量の大きいお笑い番組である。
 最近時間が土曜日から金曜日に移ったが時間がまちまちなのでよくビデオ録画が失敗する、まぁ時間のずれはイイから無くならないようにお願いしたい、先週など臨時ニュースのせいで一番見たかった「ブラザース」だけが途中で切れてしまった。 
 ここ数年の漫才ブームを生み出したのはこの番組と彼らで有るのに、もう見たくも無い所謂、大御所、中堅が潮流に乗っかって前面に出てきたのはどうもイタダケナイ、ここ出身の「ますだおかだ」「テツ&トモ」「はなわ」が時流に乗っかってブレイクしたのは面白かったから当然と思うが「ダンディ坂野」を祭り上げるのは作為的なものを感じる。
 
 一般応募の審査員の判定で取捨される実にすっきりした番組で、何時の間にかパラサイトしているタレントが多い中にあって、芸で勝負していて大変好感が持てるのだが中にはどこが面白くてこんなに高得点なのと思えるものも有る。
 好き嫌いも有ろうが僕は小道具を使ったピン芸人にそれを見出してしまう。そんな中、独創的で媚びない姿勢がとても新鮮で社会風刺も入っていて面白いピン芸人が「長井秀和」この人は最近オンエアー回数が増えてきたがもっと評価されて良いと思う。
 

 おぎやはぎ、ホーム・チーム、ドランク・ドラゴン、ペナルティ、ルート33、インパルスこれらのコンビの漫才とコントはとても味があるのでもっと見たいものである。