99夏 西日本、バイクの旅 その2   その3へ   戻る    トップへ

直方市に着いたのは9:30頃 10時前に竜王峡キャンプ場に着くも小雨が降ってきてキャンプ場も何とはなしに寂しい、コテージの林立する場所を上がってカッパを炊事場の灯りの下着ていると何とはなしに少し前に読んだ綾辻行人の「殺人鬼」 などを思い出す。 さすがに此処では心細いのでバイクを再び直方市内へ途中カッパを脱いだら直ぐ又降ってきた。 道端でカッパを着用していると横の家から犬が2匹寄ってきた。 少し戯れる。                                覚悟を決めてR200を雨中出来るだけ進むことに、頴田町から飯塚市と幹線を走っていると何かあるだろうと飛ばすが有るのは食べ物店、ガソリン店、本・CD、カラオケ等似た店ばかりだが10:30頃に有った有りました「温泉ランド?穂の湯」ネオンが輝いて見えた。 〜AM2:00ぎりぎりまで仮眠室で過ごす。 神戸BWも福岡ホークスにサヨナラ勝ちをしていた。 帰り際地元の人に話しかけられる。 手を降って別れ雨中R200〜筑紫野方面〜R386甘木市、雨はきつくなって止みそうもない中、途中道の駅「朝倉」辺りでAM4:00?頃着、暫く休んでいたがやっぱり移動 河川敷を探す。 大分県日田市に入って大きい川を認知、大橋の下におあつらえ向きのスペースを見つけたのはAM4:40分、テント設営して蚊取り線香2箇所焚き橋の欄干を雨が叩く音を聞きながら就寝、何事もなく無く9時頃起きる、長崎辺りでは記録的な大雨らしい、こちらも未だ止まない。日記を書いたらもう11:20分になった。 さて取り合えず雨が止んでくれないかなぁ。

C7月23日      259キロ

 於 宮崎県えびの市 松窪邸にて AM12:55   日田市夜明け大橋下 雨が止んだ2:00前に出る、直ぐ隣の果物店兼食堂で日替わり定食を(チキンカツ)食べる、TVでハイジャック犯が捕まったけど機長殺害さる、との報。 日田市〜阿蘇、方杖温泉方面の山沿いの村を走る、途中、写真を撮って直ぐ近くで 立ちゴケ、エンジン掛からず少し往生する。 阿蘇行くつもり無かったが丘の綺麗な風景を見て来て良かったと思う。〜R57を熊本〜八代〜人吉(く磨川は中国のミニ大河みたいで良かった)と走る。 坂本道の駅による。人吉に着いてソバを食べ知人にTEL 峠を越えてえびの市でイベント発生 ここまで来たなら4年間住んだ国分市まで後はえびの高原を越えるのみである。

 しかしながら当時50CCバイクで結構時間が掛かった思い出があるのと夜も更けてきているので寂しい高原を越えることに気後れして初めて高速道路を使ってみようかともおもい、一度入りかけた道を戻りインター近くのコンビニへ、チョコバーを店の前で囓っていると背後より呼びかける声有りそれが松窪啓二君であった。  彼は気さくにも家に泊まっていけという、一も二も無くついていくことに、5分ほど走った所は予想に反して綺麗なログハウス調の家、木の香り漂う室内で彼の旅の写真などを見せて貰うことに、中でも北海道で共通に語らえる場所や人物等があり有意義な時間をすごす。 彼は徒歩で日本一周もしており言動とか僕にない積極性を持つ人物で啓発される。 彼はとっても気さくな人でゆくゆくはこの辺りを訪れる旅人相手に宿泊業を営んでみたいとの希望を持っているそうだ。 風呂に入ってスイカを食べ(家族の人と談話)AM1:10過ぎこれを書いて寝る予定。
 
D7月24日    330キロ位

 7:00頃、近くを走る肥薩線の音と町内オルゴールの音及び松窪さんの朝礼で起きる、彼は仕事場まで30分以上かかるそうなので写真撮って、挨拶し、片目の犬の頭を撫でて7:30頃ログキャビンを後に。 朝のえびの高原はモヤがかかり長袖とはいえ2枚では少々寒い、やがて僅かながら見覚えのある風景に出くわすも総じてその発展的変貌に視覚がシンクロしなかった、この事はその後の国分市内を見るに付けより強く感じることになる。

 ともあれ10年ぶりの国分、先ず上西APへ外観は変わってなかったが部屋数が3→2になっていてワイドになったようだ。 寿屋の前で懐かしいテーマ曲を聞きながら小湊と久しぶりに話す。 で、R10を加治木まで行きそこから九州道〜指宿スカイラインで枕崎へ、途中、ガス欠など心配したが、駅へ 近くの「お魚センター」の土産ブースに小湊が居た、マイペースの明るい性格は相変わらずで容姿もあんまり変わっていなかった。2階の高いレストランで鰹のたたき定食をおごって貰い12:00〜2:00迄居る、泊まることをしきりに進められたが日程も考えて辞退する、後から考えたらちょっと後悔したが。帰りに冷凍鰹のタタキを土産用にクール便で送れたのは好都合だった。 (ここの生節は好評でトロのタタキは家族の評判が良かった)指宿までは此処から一時間かかるそうなので時間的に止す。 

 同じルートで今度は溝辺空港まで戻り国分へ、電話で加治木の山さんに連絡新しくできた隼人道で加治木へ、道に迷ったが再会、大山土産渡す。 10分ほど談笑、地道で戻り、今度は八木君に会いに福山町へ、しかし牧ノ原迄行くも会えなかった。(今回は日程の関係で直前まで各人に連絡していなかったので八木君は家族旅行中であった) 国分中心部は祭のため入れず、城山公園〜下井海岸(此処もすっかり変わっている) キャンプ場へ8:00頃行く、本には千円と書いて有ったが此処はどうやら無料のようだ守衛の初老の人と事務所内で30分ほど話する。
 水のシャワー浴びて、風の中、苦労して設営したテント内で日記、カップラーメン、暫く前に八木君より連絡有り明日合うことに。

 
その3へ